痛みがわからないから人を傷つける

痛みを知らないから人を平気で傷つける

つかみ合い、叩きあいの喧嘩もない、世の中から危いものはすべて排除され、公園の遊具も撤去されている。
親は子供に怪我をさせたくないから我が子に包丁も持たせない。
怪我をさせないように過保護になっているから子供は怪我することもなく喧嘩することもないから痛みもわからない、知らない。
学校でも職場でもスポーツの現場でも体罰は禁止で痛みを経験することがなくなった、親であっても体罰はできないから手を上げる事はなくなった。
いずれにしても今の若者はゆがんだ形で守られ育ってきたから色んな痛み知らない。
人は経験したことが無いものはわかりえない、経験してなくても何となくは理解はできるが、実際に経験しなければ本当の痛みはわからない。
女性が子供を産む苦しみは男性には絶対にわからないのと同じだ。
痛みを知っている人は簡単に人を傷つけることはない。
小さなうちに色んな痛みや怖い経験すれば良いのだ、高いところから飛び降りて痛い目にあったり、喧嘩して痛い目にあったり、料理を手伝って痛い目にあったりその全てが素晴らしい経験となるのだ。
怪我する事が分かっていても経験させてみたら良い。
死ぬ目に合うような経験は止めなければならないが少々の痛みを伴う経験は小さなうちにしておくべきだ。
痛みをしっていたら人に対して温かな心をもって接することができると信じている。

2019年06月25日